ダムの堆積土砂対策を
     和歌山県議会
      松坂英樹議員が要求




2012919
 和歌山県議会本会議で日本共産党の松坂英樹県議は9月19日、ダムの堆積土砂対策などで一般質問しました。
 松坂県議は、昨年の台風12号により椿山ダムで10年分に相当する堆砂があるなど、県内や熊野川流域のダムの堆砂がすすみ、洪水調整能力を低下させていることを指摘。ダム堆砂を放置せず、ダム湖上流の土砂撤去など対策を求めました。
 尾花正啓県土整備部長は堆砂対策について「効率的、効果的な方法を研究していく」と答弁しました。
 また松坂県議は、募集停止になる海南高校下津分校と南紀高校周参見分校が不登校問題で先進的な取り組みをしてきたことなど両校の役割や歴史を紹介し、また定時制・通信制高校の現状と課題をとりあげ、さまざまな課題を持つ生徒の場ともなっている学習環境の充実を求めました。
 西下博通教育長は、両分校の役割を評価し「本校でいかす」と答弁。「多様なニーズにこたえる学校づくりに取り組む」としました。
 さらに松坂県議は、県が情報公開条例にもとづく閲覧を有料化しようとしている問題について「県民の知る権利の保障という点からの逆行だ」と有料化に反対しました。
 仁坂吉伸知事は、有料化について「知る権利を正当に行使するのを助けるためのもの」と答弁しました。

    9月和歌山県議会

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一般質問する、松坂英樹県議=9月19日、和歌山県議会