ダム操作規則見直し必要  和歌山県議会一般質問  松坂英樹議員ただす
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一般質問する、松坂英樹県議=12月18日、和歌山県議会 和歌山県議会本会議の一般質問で日本共産党の松坂英樹県議は12月18日、みかん対策やダムの防災対策などで県の姿勢をただしました。
 和歌山県産みかんの販売についてこれまでも「京阪神市場を大事にしながら首都圏にも果敢に攻め込み全国区でのブランド力アップを」と求めてきた松坂県議は、東京での販売状況をただしました。増谷行紀農林水産部長は、東京都中央卸売市場のシェアが2011年に27億8000万円、10.5%と07年と比べ2.6ポイント伸びたと報告。高品質化と厳選出荷、優良品種へ転換を促進すると答弁しました。
 松坂県議は、昨年の台風12号のさいに治水能力が比較的高いと思われていた椿山ダムで設計を超えた超過洪水により大きな被害が出たことに住民からダムの操作改善を求める声が出ていることを紹介。操作規則のあり方を根本的に再検討するよう求めました。尾花正啓県土整備部長は「計画の規模を超える洪水が予測されたときに、利水部分も含めあらかじめダム貯水量低下をはかる」など従来の答弁を繰り返しました。

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