道路整備放置は非常識 雑賀県議の質問に知事が答弁 和歌山県議会
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一般質問する、雑賀光夫県議=12月17日、和歌山県議会 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の雑賀光夫県議は12月17日、道路問題などをとりあげました。
 雑賀県議は、和歌山市毛見のリハビリセンターなど福祉施設が集中する地区への進入路が狭く歩道もなく、地元自治会も安全策を求めていることを紹介。「なぜ放置されたのか。県道でも市道でもなく福祉施設が持つ県有地が住宅地への進入路になっているからだ。行政の谷間になっている」とのべ、道路整備を求めました。
 仁坂吉伸知事は「放置は行政の非常識と言える。雑賀議員の指摘で分かった。市街化区域であり市道を当然つくっておくべきだ」と答弁しました。
 学校給食問題では、希望者にのみ業者弁当を買わせるデリバリー方式をとりあげ、西下博通教育長は、自校方式の良さを認めたものの「学校施設者がさまざまな条件を勘案しながら実施する」と答弁しました。
 国直轄事業の浮上式津波防災堤防の建設で「地元の熱意を示す」と海南市と地元企業が協力金を支出している問題で「中企業で総額2000万円。根拠のない地元負担だ」として善意ではあっても行政のすじとしておかしいのではないかとただしました。知事は「要請したのではない」と答弁しました。

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