オスプレイ
 低空訓練に抗議を

   県議会予算特別委員会
      松坂議員が迫る




201338
 日本共産党の松坂英樹県議は3月8日、和歌山県議会予算委員会でオスプレイや老朽化した社会資本整備の問題で県の姿勢をただしました。
 松坂県議は、和歌山県を含むオレンジルートでのオスプレイ飛行訓練で「県民の不安と怒りの声が数多く出されている」と指摘。国や米軍に抗議するなどの行動をと迫りました。
 仁坂吉伸知事は「(和歌山で訓練する)必然性を説明するよう求めていく」と答弁しました。
 松坂県議は、昨年の中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故を示し、県内の道路や河川、水道などの社会資本の維持管理について質問。完成してから30年以上経過する道路法面(のりめん)の対策工事が、自然災害が起こってからようやく予算がつくなどの現状を指摘し、「予算の範囲内での対応でなく、計画的な事業の見通しを持ち、それに裏付けられた維持管理経費の算出が必要だ。台帳化やカルテ化も必要だ」と求めました。
 県士整備部長は「社会資本の維持管理は適切に行ってきた。法面や河川堤防などで台帳、カルテなどを活用した対策をしている。道路舗装ではいっせい点検を実施し修繕計画を立てて計画的に対策を行っていく」と答弁しました。

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予算特別委員会で質問する、松坂英樹県議=3月8日、和歌山県庁