民主的な教育現場こそ
     体罰問題
     雑賀県議が質問






201337
 日本共産党の雑賀光夫和歌山県議は3月7日、県議会本会議一般質問で体罰問題などをとりあげました。
 雑賀県議は、和歌山県教職員組合を中心に行われた「体罰は教育でない」という議論を紹介。強い運動部の指導者がやっていることに口だしできない、生徒指導を体力のある教員に頼ってその教員の体罰に口を出せないなどの状況も示し「自由で民主的な教育現場でこそ体罰をなくすことができる」と力説し県の見解をただしました。
 仁坂吉伸和事は「体罰は愚策。納得し共感しないと教育効果はあがらない。ことが起これば処分して終わりでなく、再発させないため総力をあげて取り組まなければいけない」と答弁しました。
 雑賀県議は、県が実施しようとしている「学習到達度調査」について、国の「学力調査」と目的が違うとする県の主張を「言葉のごまかし」と批判。学校現場の意見をよく聞いて検討するよう求めました。
 雑賀県議は、風力発電による低周波被害についてただし、由良町住民らが求める「県が加わって下津大窪並みの測定を」と迫り、米田和一環境生活部長は「必要な対応を検討する」と答弁しました。

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一般質問する、雑賀光夫県議=3月7日、和歌山県議会