耐震化
 “推進は国の問題”
 
   高田県議ら旅館組合など懇談

     和歌山県南2町





2013622
 日本共産党の高田由一Facebook)県議は6月22日、山下よしきFacebook)書記局長代行・参院議員、原やすひさFacebook)党県副委員長、仲江孝丸Facebook)串本町議とともに地震・津波問題で和歌山県の白浜町と串本町を訪問しました。
 懇談した白浜温泉旅館協同組合理事長は、旅館・ホテルなどの耐震化診断が義務化され、その結果を公表するという耐震改修促進法改正について「耐震化しなければならないとみんな思っている。しかしあまりに期間が短い。東京は100%補助だが、和歌山は今のところ違うなど地方間格差もある」と問題点を指摘しました。
 山下氏は「経営が成り立つよう国も業界とよく相談する必要がある。全国の問題だ」とのべました。
 串本町では清野武志副町長らと懇談。最大18メートルの津波が3分で到達という報道に「とても逃げられない」と町民の間で一時広がったあきらめに対し、避難路整備などの防災対策とともに正確な情報を伝える啓発活動に力を入れていることを紹介。保育所や幼稚園、学校の高台移転を優先しようとしているが、過去に耐震化した校舎の移転には補助がでないなどの問題点を指摘しました。
 山下氏は「現場でやっていることを国に伝え、しっかりバックアップしたい」と話しました。

    県政情報・提案と見解
    日本共産党和歌山県議団


理事長と懇談する(右から)高田、山下、原の各氏ら=6月22日、白浜町