2013年12月和歌山県議会
  和歌山県議会
  議案に対する反対討論
          松坂 英樹
          議会中継録画(1740)

20131219日


 日本共産党県議団を代表して、議案第137号、143号、144号、145号、146号、147号、151号、154号に反対の立場から討論をさせていただきます。
 まず、議案第137号、146号、147号、151号は、職員給与に関する条例です。これらの条例案は、50歳台後半の昇給を抑制するものであり、50歳代の職員だけでなく、若い世代の職員にも大きな不安と、中堅層の生活と意欲にも影響をあたえるものです。デフレ不況からの脱却に雇用の確保、安定と労働者の給与の引き上げが不可欠であることは明らかになっているにもかかわらず、公務員給与の抑制、引き下げで結局、国民全体に我慢を強いるようなやり方は、広く労働者全体の生活水準、地域経済に影響を及ぼし、デフレ不況からの脱却にも逆行するものです。
 次に、議案第143号、144号、145号は、4月からの消費税8%への値上げにともなう使用料等の改定であります。私ども日本共産党は8%への増税は中止すべきだという立場であるとともに、公共料金についても安易に転嫁すべきではないと考えます。
 最後に議案第154号は、県単独建設事業に対する市町村負担金であり、市町村負担金は廃止・軽減すべきという立場から同意できません。
 以上で反対討論を終わります。


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