医師確保を求める
     和歌山県議会
     松坂議員が質問






201434
 和歌山県議会本会議の一般質問で3月4日、日本共産党の松坂英樹県議が医療と林業で県の姿勢をただしました。
 1市3町の有田保健医療圏では、唯一の公立病院の有田市民病院が産科医師の不足により新規分娩(ぶんべん)が休止になり、年間約550人の出産があるにもかかわらず、分娩できる医療機関が民間クリニック1ヵ所だけという状況になっています。松坂県議は、有田市民病院で産科医がいないなか助産師外来や産後ケアなど懸命の努力が続いていることを紹介するとともに、内科や小児科でも医師が不足していることを指摘し、医師確保を訴えました。
 仁坂吉伸知事は「1人の医師を確保するのも困難だが、これをやらないと次つぎ崩壊がおこる」と医師確保への決意をのべました。
 林業再生で松坂県議は、公共土木事業での木材利用に量的な数値目標を持ってこそ使用量を大幅に引き上げられると提案。増谷行紀農林水産部長は「公共土木事業への利用拡大のため県土整備部と協議をすすめている」と答弁しました。松坂県議はまた、山を守る環境林について尾根筋や渓畔林を目的意識的に整備するよう求め、知事は「森林のもつ公益機能の維持増進のための施策を積極的にすすめる」と答弁しました。

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