白浜空港で日米防災演習 米軍ヘリ2機飛来
 
                                  米軍ヘリから「被災者」を運ぶ自衛隊員ら

     
                                                                                       201164
 陸上自衛隊中部方面隊(総監部・兵庫県伊丹市)は6月4日、和歌山県白浜町の南紀白浜空港で、陸海空自衛隊に米軍も参加する防災演習を実施しました。
 演習は、6月1日から11日の日程で愛知、三重、徳島、高知を主要地域に実施している「南海レスキュー26」の一環で、同日の白浜町演習には250人が参加。田辺湾沖の潜水艦救難母艦「ちよだ」から自衛隊と米軍のヘリコプターが飛び立ち、迷彩服姿の自衛隊員でいっぱいの同空港に「被災者」を運びました。
 現地で取材に応じた岩崎茂統合幕僚長は、災害時には自衛隊と米軍の連携が重要だと強調。しかし、同演習に1機の予定だった米軍ヘリが2機来たことについて、陸自広報は「米軍の判断なのでわからない」としました。
 同空港管制官は、「自衛隊だからと特別なことはない。公共空港なので定期便が優先される」としました。
 日本共産党の高田由一Facebook)県議は、「自衛隊から各自治体に詳細な訓練計画が出されておらず役場も困惑している。災害時の米軍支援はきわめて不確実で、米軍参加を前提とした訓練は実際の災害にあたっての対応で問題を生じさせかねない」と米軍参加に反対しました。

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