国保・介護 軽減策を
     和歌山県議会 奥村議員が迫る      議会中継録画
         
                    一般質問する奥村規子県議               2016915


 和歌山県議会本会議で日本共産党の奥村規子県議は9月15日、一般質問に立ちました。
 奥村県議は、社会保障を破壊する安倍政権のもと、低所得者ほど医療や介護サービスから締め出される事態を告発し、国保や後期高齢者医療、介護保険で質問しました。
 幸前裕之福祉保健部長は、昨年度の差し押さえが国保で2,154件、後期高齢者医療で55件、介護保険で67件と報告し、滞納による給付制限やペナルティーで介護サービスが受けられない事態に追い込むやり方を「負担の公平性を確保し保険制度維持のため、やむを得ない」としました。
 国保の広域化(県単位化)で福祉保健部長は、「(市町村が実施している)減免制度は継続されると考える」としましたが、「本来、市町村が行っている赤字補てんは解消すべき。国の公費拡充を活用し赤字解消に取り組んでいくもの」と答弁。高齢者が重い負担に耐えられない介護保険料について福祉保健部長は、「国に保険料の軽減措置を要望してきた。県独自の対策は考えていない」としました。
 防災問題で奥村県議は、「原発や産廃など災害時に広範囲に被害をもたらす施設については計画前に防災アセスメントをするべきだ」と指摘しました。
 和歌山市内の市堀川(しほりがわ)の浄化について森戸義貴県土整備部長は、「下水道への接続率の向上を図る」と答弁しました。


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