メガソーラー問題で論戦
   県議会で奥村議員 土砂災害の危険指摘
                           議会中継録画
        
                   一般質問する奥村規子県議=和歌山県議会
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 和歌山県議会本会議で日本共産党の奥村規子県議は3月7日、和歌山市の山林に計画されている大型太陽光発電所(メガソーラー)問題などで一般質問しました。
 奥村県議は、隣接する園部地区と直川地区の2つのメガソーラー計画が、和泉山脈の森林を伐採し、合わせて甲子園球場の53倍(206.5ヘクタール)にもなることを指摘。両計画地を流れる千手川が現状でも土砂流出の大きな河川であり、林地が大規模に開発されれば流域で土砂災害や洪水などの危険性が著しく高くなることを示すとともに、「がけ崩れが当たり前の山で木を切ってしまったらアカン。もとに戻るのに何十年もかかる」など地元住民の声を紹介し、県の姿勢をただしました。
 環境影響評価について日吉康文環境生活部長は「審査会では、住民意見も十分考慮し審査を行っている」と報告。鎌塚拓夫農林水産部長は、林地開発許可について「災害防止、水害防止、水の確保、環境の保全、それぞれの基準に照らし合わせ、適正に審査する」としました。
 設置が計画されている和歌山県立医大薬学部について幸前裕之福祉保健部長は「チーム医療に重点を置いた薬学教育を実施する」と特色を説明。また、男女平等の社会実現について環境生活部長は、女性活躍推進法にもとづく県の計画を報告しました。

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