ヒバクシャ署名ぜひ
   和歌山県議会 雑賀議員が求める
     
               一般質問する雑賀光夫県議
                                                    20171212
 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の雑賀光夫県議は12月12日、核兵器禁止条約などで県の姿勢をただしました。
 雑賀県議は、国連で核兵器禁止条約が採択され、同条約に貢献したICANがノーベル平和賞を受賞したことを紹介。ヒバクシャ国際署名の意義を強調し、知事に署名への協力を求めました。仁坂吉伸知事は、核兵器禁止条約に日本政府が反対していることを「日米安保条約の抑止力に依存せざるを得ない」、「政府の立場を理解せざるを得ない」などとし、署名を拒否しました。
 雑賀県議は、自然にやさしいはずのソーラー発電や風力発電が、企業利益優先で大型化され、森林を破壊すれば本末転倒だという立場から、海南市やその周辺のメガソーラーと超大型風力発電の問題を質問。「とくに大雨被害が問題になっているなかでは心配だ」とのべ、18ヘクタールものメガソーラー計画について、業者が林地開発の事前審査も受けず「県河川課と協議している」と虚偽の説明をしていると指摘し、県の指導を求めました。原康雄農林水産部長は「事前協議しないメガソーラー業者はこれまでにいない」と答えました。

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