教員は長時間労働
    和歌山県議会 雑賀議員がただす
       中継録画
                         一般質問する雑賀光夫県議
                                                     2018622
 和歌山県議会本会議で日本共産党の雑賀光夫県議は6月22日、教員の長時間労働などの問題で一般質問しました。
 教員給与は働いた時間に関係なく基本給の4%を上乗せすることで残業代が支払われない仕組みになっています。雑賀県議は、1週間あたり平均で小学校教員が12時間、中学校教員が20時間の時間外勤務をしている県の調査結果にふれ、「中学校で1日平均4時間、その大部分が不払い労働。民間では違法」と指摘。根本的な対策は、教職員定数の改善、教員配置の増員だと指摘し、ただしました。
 宮下和己教育長は、加配教員や非常勤講師の配置などをあげ「支援の充実にとりくむ」と答弁。多忙化の一因にもなっている県独自の学力テストの中止について拒否しました。
 雑賀県議は、県内への原発建設を「地元同意」を力に許さなかった県民の運動を紹介。太陽光発電の県条例にかかわり林地開発許可での地元同意のハードルを下げるなと要求。原康雄農林水産部長は「林地開発許可のハードルを下げたわけでない」としました。
 カジノ問題で仁坂吉伸知事は、地元自治体の同意にかかわり「必要に応じて(海南市など)隣接市町村にも相談する」としました。


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