日高川洪水対策せよ
     和歌山県議会 楠本議員ただす
          中継録画
                和歌山県議会で初質問する楠本文郎県議
                                             2019618
 和歌山県議会本会で6月18日、日本共産党の楠本文郎県議が初質問に立ち、日高川の洪水対策などで県の姿勢をただしました。
 楠本県議は、1953年の7.18水害を受け、日高川水系整備基本計画が作られ、89年に椿山ダムが完成したときに「これで洪水は起こらない」と流域住民が安心したにもかかわらず、2011年の台風12号で大被害が出たことを指摘。本川、支川の状況を地元議員ならではの徹底した調査をもとに示し、県の対応を求めました。
 高松論県土整備部長は、7.18水害など最大規模の水害に対応するには費用や期間がかかるため、これらに次ぐ03年の台風10号に対応した整備を段階的に進めていると報告し、椿山ダムの放流などについても説明。楠本県議はダム操作規定見直しなどの地元各自治体や住民の要求を届けました。
 高すぎる国保料(税)問題で仁坂吉伸知事は「国の責任として全国知事会を通じ国庫負担の増額を求める」と答弁。監督官庁として県の責任が問われている和歌山南漁協の補助金不正問題で角谷博史農林水産部長は「再発防止に万全を期す」としました。

  2019年6月議会   楠本文郎プロフィール、質問一覧
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