「社会的検査」が重要
     和歌山県議会 高田議員が強調
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                                     2020129
 和歌山県議会で日本共産党の高田由一県議は12月9日、新型コロナウイルス感染症などについて一般質問しました。

 高田県議は、クラスター発生地域での高齢者施設や医療機関への積極的検査などを厚生労働省が通知したことを示し、社会的検査の必要性を強調。宮本浩之福祉保健部長は「(問い合わせに厚労省は)県の判断にまかせるとした」とのべ、従来の対策を継続するとしました。

 また、民間検査機関のない和歌山県では、保健所に検査機材を配備し臨時的な人員体制の増強が必要だと提案しましたが、福祉保健部長は従来体制の整備を図るとしました。

 経済対策では持続化給付金の継続を国に要請することなどを求め、大山茂商工観光労働部長は「国に対し必要に応じ要望していく」としました。

 高田県議は旧白浜空港跡地を防災公園として整備するよう提案。仁坂吉伸知事は「イベント開催など(高田)議員の質問も参考に考えたい」と答えました。また高田県議は種苗法改定で「農家による自家増殖の権利が否定された」と批判。県育成品種の自家増殖についてただし、角谷博史農林水産部長は「自家増殖の許諾に伴う新たな費用負担が発生しないようにする」と答弁しました。


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