日本共産党県議団を代表しまして、議案第137号及び160号に対する反対討論を行います。
まず、議案第137号は、知事や副知事、議員、教育長、常勤監査委員の期末手当支給割合を引き上げるものです。長引くコロナ禍や物価高騰で県民のくらしがいっそう苦しい中で、職員の給与を引き上げることには賛成ですが、高額所得者である知事等の手当を引き上げることは県民理解を得られないと考えます。
次に、議案第160号「権利の放棄」は、22年前に貸し付けた土地区画整理事業貸付金の債権を放棄するものです。
償還のために懸命に努力されてきたことは理解していますが、結果的に貸付けた1億円は償還されず、競売の分配金1148万円を除く8852万円が返ってきません。計画の見通しの甘さと審査の不十分さを指摘せざるを得ません。
以上で、議案に対する反対討論を終わります。