低所得者への支援策ただす
     和歌山県議会 奥村規子議員

2008年9月16日

   和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の奥村規子県議は16日、高齢者・介護問題で県の姿勢をただしました。
   国や県による高齢者対象の調査をあげ、奥村県議は「経済不況が続く中で、子どもの家計も厳しく頼るわけにいかず、貯蓄を取り崩してもまだ足りない。そんな実態が浮かびあがる」と指摘。後期高齢者医療制度など高齢者いじめの施策が進む中、「これ以上の負担は過酷。低所得者が福祉サービス、医療から排除される事態までおこっている」とのべ、低所得者への支援策をただしました。

   仁坂吉伸知事は「支援策はそれぞれの分野で取り組んでいるが、生活保護制度も最後のセーフティーネットとして重要だと思っている」と答弁しました。

   介護職の人材不足での奥村県議の質問に井畑文男福祉保健部長は「国に介護労働者の確保に主眼を置いた介護報酬の引き上げを要望している」としました。



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