松坂議員質問

子どもの無保険解消を

近畿2府3県知事 国に要望



2008年12月8日

子どもの無保険問題で、奈良県を除く近畿2府3県の知事は連名で8日、子どもを資格証明書の交付対象から外し、被保険者証を交付できるよう国に要望しました。同日の和歌山県議会本会議で日本共産党の松坂英樹県議の一般質問に答え、記者発表したものです。
   松坂県議は一般質問で、「保険証を取り上げられた人は病気になっても医者の窓口まで来れていないのが現実」という開業医の声を紹介。「保険料を払おうとしても払えない県民への手だてが充分にされていない。また親が経済的に苦労していても子どものせいではない。親が悪質な滞納者であっても子どもの罪ではない」とのべ、緊急に子どもの無保険を解消するよう市町村を指導せよと迫りました。
   厚生労働省の9月調査時、県内の無保険の子どもは437人。その後、滞納世帯調査などで減少しているものの、11月現在で324人もの子どもが無保険で放置されています。


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市町村に対する指導を県に迫る、松坂県議=12月8日、和歌山県議会一般質問