後期医療廃止
「4年後とは」
和歌山県知事が批判
党県議団と懇談
2010年2月4日
日本共産党和歌山県議団は2月4日、仁坂吉伸知事と懇談し、後期高齢者医療制度の即時廃止を求めるとともに保険料を引き上げないよう要請しました。
仁坂知事は、後期高齢者医療制度について「廃止すると言いながら4年後とはどういうことか」と政府の廃止先送りを批判。保険料値上げについて「上げるなと言っておいて国が予算措置せず、地方の金でやれというのは納得できない。国の制度の問題だ。しかし、そうは言っても(高齢者を)ひどい目にあわせてはいけない」とのべ、県として財政安定化基金の活用などを示しました。
また、県議団は「いろいろある助成を組み合わせれば今持っている資金でリフォームできる人もいる。住宅需要の拡大は仕事づくりとしても効果がある」と住宅のエコ対応や耐震、バリアフリーなどの助成を総合的に活用できる窓口設置を提案。知事は「それはいい。検討する」と約束しました。
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