就学援助拡充を 党議員団と和教組が懇談
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   日本共産党和歌山県議団と同和歌山市議団は6月4日、就学援助問題で和歌山県教職員組合と懇談しました。
   和教組の琴浦籠彦副委員長は、「給食のパンを妹に持って帰る子がいます。夏休みになると(給食がなくなり)体重の減る子がいます」と学校現場から見える貧因の広がりを紹介しました。
   琴浦副委員長は、同教組がまとめた県内市町村の就学援助制度のアンケート結果を示し、小泉内閣の「三位一体改革」により就学援助が一般財源化されるなかで、「認定基準を厳しくした」「給付を引き下げた」などの自治体が多数あり、また認定や申請がわかりづらい制度になっていることを指摘しました。「生活保護とともに子どもたちを貧困から守る根幹の制度です。市町村ごとに運動に取り組みたい。さまざまなところで就学援助問題を取り上げてほしい」と要望しました。
   藤井健太郎県議は「給付対象が狭められているのに受給者が増えている」と指摘し、子どもたちを守るため全力をあげる決意を表硯しました。

    
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