被害者の救済を
 風力発電低周波公害で
 雑賀県議


2010915
   和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の雑賀光夫県議は9月15日、風力発電による低周波公害問題を取り上げました。
   海南市と有田川町の間にある長峰山脈には、風力発電のため10基の風車が設置されています。海南市下津町大窪の当時の区長(自治会長)から雑賀県議に相談があり調査。元日赤病院内科部長で低周波の研究で知られる汐見文隆医師の助言などから、地区内の女性の体調不良が低周波被害の特徴を示していることが分かりました。
   雑賀県議は、県の実施した調査でも風車稼働時と停止時で低周波音の差が出たことなども示し、県の対策を求めました。西上邦雄福祉保健部長は「今後とも地元と連携し状況把握をしていく」と答弁しました。
   また、和歌山県知事選挙(11月11日告示、11月28日投票)に出馬を表明している仁坂吉伸知事に、教員増や、子どもの医療費無料化、住金和歌山製鉄所沖防波堤建設、中小企業対策、同和行政、平和行政などをただし、知事は従来の答弁を繰り返しました。

        10年9月議会

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県に求める、雑賀県議=9月15日、和歌山県議会