生活費1日300円
疲れてヘルペスに

和歌山市で何でも相談

2010920
   県地評や和歌山ホームレス支援機構などでつくる実行委員会は9月20日、和歌山城西の丸広場で「生きるためのなんでも相談村」(村長・由良登信弁護士)を開き、生活相談や炊き出し、健康チェックなどを実施しました。
   開催は今回で3回目。衣類支援のコーナーで古着を受け取った男性(80歳)は、「クーラーもない家で、今年の夏はきびしかった。家内は手術したので歩けない。それでも援助(生活保護)はもらってない。昔、申し込もうと役場に行ったが、家があるからダメといわれた」と顔を曇らせました。一人暮らしの男性(71歳)は「いっぱいいっぱいの生活や。疲れからヘルペスが出てつらい。3日に1度、1,000円使って買い物して暮らしてる。1日300円ちょっとや。部屋代とか電気代とかいるからこれ以上は使えん」と訴えました。
   日本共産党の和歌山県議団、和歌山市議団生活相談所相談員らも参加し、相談に応じていました。

    
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相談を受ける、奥村県議(奥左)ら=9月20日、和歌山市