ブランド卵も移動制限

  鳥インフルエンザで
     党県議団調査



2011217
 和歌山県紀の川市で発生した鳥インフルエンザで、日本共産党の雑賀光夫松坂英樹両県議は2月17日、発生地に隣接し養鶏場の多い紀美野町の役場を訪問し、美濃良和田代哲郎両紀美野町議とともに状況を聞きました。
 鳥インフルエンザが発生し約12万羽のニワトリの殺処分が始まった養鶏場は紀の川市と紀美野町の境界にあります。発生地から半径10キロ以内のため鳥や卵の移動禁止となった養親場などは11あり、うち6つが紀美野町内にあります。
 両県議は、役場内に設置された養鶏場からの車両を消毒する消毒ポイントで職員らから作業状況を聞き、町産業課の担当者から同町内の状況を聞きとりました。
 同町内の移動制限区域には県内トップクラスの約20万羽を飼育する養鶏場があり、また卵のブランド化に成功し大阪からも買い求めにくるようになった採卵場もあります。担当者は長期化も予想される今後に不安を訴えるとともに、「(発生した養鶏場も)消毒など日ごろから慎重にやっていたと聞いています。残念です」と話しました。

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消毒作業の状況を聞く、(右から)雑賀、松坂、美濃各議員)=2月17日、紀美野町