問題続出の処分場調査

  和歌山・紀の川市
   共産党議員団


2011613
 和歌山市滝畑・上黒谷地区に17万平方メートルにも及ぶ巨大な産業廃棄物最終処分場計画が持ち上がるなか、日本共産党の奥村規子県議、南畑幸代渡辺忠広の両和歌山市議は76月13日、汚水排出などで問題となっている紀の川市粉河の産廃最終処分場を岡田勉紀の川市議や県、紀の川市担当者らの案内で調査しました。
 紀の川市粉河の産廃処分場は昨年10月、計画以上の高さに産廃を積み上げ使用停止命令が出されるなか、京奈和道路用地に産廃を不法投棄。業者は今年2月、産廃許可を取り消され現在、刑事裁判中です。
 同処分場からは、2009年10月に安定型処分場の排出基準の60倍にあたるBOD(生物化学的酸素要求量)を検出。その後もたびたび基準値を超える汚水が検出され、許可外の産廃投棄の疑いが明らかになっています。
 廃プラスチックなどが散乱する同処分場を視察した奥村県議らは、現在の最終処分場のあり方そのものに懸念を表明。汚水原因の徹底究明とともに、なによりも市民に被害が及ばないよう県の責任ある対応を要求しました。
県の説明を求める(右から)渡辺、南畑、奥村、岡田各議員=6月13日、紀の川市

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最終処分場を視察する(左から)奥村、南畑、渡辺各議員=6月13日、紀の川市