和歌山県議団 原子炉実験所を見学
2011年7月4日
福島原発での重大事故で原子力や原子炉への関心が高まるなか、日本共産党和歌山県議団の雑賀光夫、松坂英樹、奥村規子の各議員は7月4日、大阪府委員会による、大阪府熊取町の京都大学原子炉実験所見学会に参加しました。大阪、兵庫、奈良、滋賀の各府県からの参加者を含めて、92人が参加しました。
参加者は、京大実験所の教員から、核エネルギーの利用と中性子等の粒子線・放射線を使っての理学、工学、農学、医学と多方面にわたる研究や、同実験所の説明を受け、グループに分かれて、研究用原子炉や廃棄物処理棟を見ました。
研究用原子炉では、中性子の照射実験室や炉室内に入って説明を受けました。廃棄物処理施設では、毎年ドラム缶にして100本分の固形廃棄物が出て、業者に処理してもらっているといいます。
「福島原発事故が起こって、一度原子炉を見てみたかった」というのは元高校教師の68歳男性=和歌山市=。「放射性廃棄物の処理技術も持っていない未完成の原発はすぐ止めなければならないが、医療や工業、農業への研究もすすめて行かなあかん」と語りました。
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