4県共同津波避難訓練
   松坂県議らが要望聞く

  避難所の耐震は
   町内放送の音小さい

2011731
 東海・東南海・南海連動型地震が予想されるなか、和歌山、三重、徳島、高知の4県は7月31日、共同津波避難訓練を実施しました。和歌山県内では沿岸部の18市町が主催して住民避難訓練や津波情報伝達訓練などが行われ、約1万3,000人が参加しました。日本共産党の地方議員らも各地で参加し、住民らの要望を聞きました。
 湯浅町では松坂英樹県議、山田真里町議が参加しました。湯浅町は狭い道が多く、消防車が軒先につかえて通れないところもあります。海沿いを出発し避難所の湯浅小学校まで歩いた松坂県議らは「約20分の距離です。何もなければこれくらいの時間で行けるのですが、災害時にはとてもこうはいかない」と話し合いました。
 町からの説明を聞いた町民体育館では参加した町民から「ハザードマップは今のままで大丈夫か」「平日の昼間は若い人が少ない。高齢者や障害者はどうしたらいいのか」「避難所は耐震化ができているのか」「町内放送の音が小さい」など不安の声が寄せられました。
 松坂県議は「暑い中でしたが、多くの町民が参加する画期的な訓練となったと思います。防災計画の練り直しにがんばります」とのべました。

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住民から要望を聞く、松坂県議=7月31日、湯浅町