和歌山台風被害
  孤立し不安 情報を
  宮本衆院議員、雑賀県議
   被災地の声、県に



201195
 台風12号被害で宮本岳志衆院議員と党国会議員団近畿ブロック事務所は9月5日、和歌山県入り、県から被害状況の報告を受けました。雑賀光夫県議が同席しました。
 道路は寸断、停電でテレビが映らず、固定・携帯電話などの通話手段も奪われ情報からも孤立している集落が多数あり、地方議員などを通じて日本共産党に不安の声が寄せられています。
 宮本議員は、これら住民の声や、高田由一県議が田辺市中辺路町への携帯電話の移動基地局車の派遣を求めていること、東日本大震災で障害者が情報から孤立したことなどを紹介し、県の対策状況を聞きました。
 応対した宇恵元昭県危機管理監は、死者21人、行方不明者35人(5日時点)など県での集計を報告。連絡がとれない孤立集落が田辺市1地区、新宮市9地区としたものの、それ以外にも詳細がつかみきれないところが多数あることを明らかにしました。
 日本共産党和歌山県委員会は5日、竹内良平県委員長を本部長に災害対策本部を設置。6日早朝から那智勝浦町、日高川町などに調査団を派遣します。

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被害状況を聞く(右から)宮本議員、雑賀議員ら=9月5日、和歌山県庁