台風12号被害
被災者支援を急げ
  和歌山県に
 党県委員会
  県議団が申し入れ



2011913
 日本共産党和歌山県議団と同県委員会は9月13日、台風12号の被害対策、被災者支援を和歌山県に申し入れました。(下に全文)
 竹内良平県委員長らは、日本共産党と同県議団が被災地調査や被災住民からの要望聞き取り活動を紹介。人命救助を最優先に、道路復旧、水道、電気、通信のライフラインの確立など緊急対応を急ぐよう要望しました。

和歌山県知事
 仁坂 吉伸様
            台風12号の被害対策、被災者支援についての申し入れ
                                                    2011年9月13日
                                          日本共産党和歌山県委員会委員長
                                                         竹内 良平
                                                日本共産党和歌山県議団
                                                         雑賀 光夫
                                                         松坂 英樹
                                                         奥村 規子

                                                         高田 由一

 台風12号は県内各地に甚大な被害をもたらしました。救援・復旧に、不眠不休でとりくまれていることに、敬意を表します。
 私たち、日本共産党と県議団は、現場の調査、被災にあわれたみなさんの要望の聞き取りなどをおこなっています。つきましては、人命救助を最優先に、道路復旧、水道、電気、通信のライフラインの復旧など、緊急の対応策を急がれるとともに、二次災害への安全対策、被災者支援など、以下の点で県の対応を強化していただきたく、要望いたします。
                              記
1.ひきつづく土砂くずれ、迂回路の崩落など、二次災害の危険について、安全対策をつよめられたい。また危険性について、周辺住民によく周知するようにされたい。
2.避難場所や、住家が流失した人の応急住宅の確保においては、公営住宅の活用はもとより、地域経済のうえからも旅館などの借り上げを含めて検討し、早急に対応するようにされたい。
3.JR、バスなど公共交通の早期回復をはたらきかけられたい。仮設道路、水道、電気のライフライン復旧とともに、衛星電話の配置を増やされたい。
4.瓦礫、浸水家屋からの廃棄家財の回収、集積、処分について、県が市町村を援助するとともに、他自治体への協力要請などで、早期に解決するよう、尽力されたい。
5.生活再建支援法にもとづく支援金、災害救助法での住宅応急処理など、被災者救済・支援制度を住民にきめ細かく周知されるよう、市町村を援助されたい。またり災証明のための調査・発行体制、住民からの相談体制が強化できるよう、市町村を援助されたい。
6.農林水産業での被害の救済に力を尽くされたい。農地損壊や農機具、林業機械、養殖場、船などの損害を補償し、生業が復興できるよう、手厚い支援をおこなわれたい。
                                                             以上



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県に申し入れる、和歌山県委員長と県議団=9月13日、和歌山県庁