産廃場問題で現地調査
 
 党和歌山県議団
    和歌山市議団
 
     専門家を招き




2012729
 和歌山市滝畑に計画されている民間の産業廃棄物最終処分場問題で、日本共産党和歌山県議団と党和歌山市議団は7月28日、奈良県天理市の水道水源保護条例に関わるなど産廃問題で全国を駆けめぐる大阪市立大学大学院名誉教授の熊井久雄氏(地質学)を招き現地調査を実施しました。
 地元の滝畑自治会会長の案内で、山口地区連合自治会の会長ら地域住民、南畑幸代松坂美知子両市議らとともに現地入りした熊井氏は、岩肌を指さして「岩がこのようになっているのは、岩の中を水が流れているからです」とのべ、計画地にある小川では「土石流によりこのように崩れた」と説明。「この辺り一帯は付加体とよばれる構造で水を通しやすい」と指摘しました。調査後の懇談には奥村規子県議が参加しました。産廃問題学習会に参加する住民ら=7月29日、和歌山市山口
 山口地区連合自治会は7月29日、山口みらい館で熊井氏を講師に学習会「命の水を守ろう、産廃計画ここが問題!―全国の水源保護条例と反対運動から」を開催し、地元自治会員、近隣住民ら170名が参加しました。


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地質を説明する熊井氏(右から3人目)=7月28日、和歌山市