和歌山県議団
来年度予算で
知事と懇談
「定数内講師」解消など要求
2013年1月15日
日本共産党和歌山県議団は1月15日、来年度予算で仁坂吉伸知事と懇談しました。
雑賀光夫県議は、教職員のうち約500人も身分が不安定な講師がいると指摘して「定数内講師」の解消を求め、知事は「いきなり全員は無理だが、減らしていくべきだ」と答えました。
高田由一県議は、巨大地震が予想されるなか過去の地震・津波の痕跡調査など現地調査の強化を求め、知事は「やらなければいけない」とのべました。
松坂英樹県議は、県内で実用化されつつある木をパウダー状にして燃料に使う技術を農産物のハウスに使用するなど自然エネルギーの普及開発を求め、知事は「間伐の促進にもなる。うまくいってほしいというのが私の願いだ」と賛成しました。
奥村規子県議は、精神障害者のバス運賃割引の拡大を関係機関に働きかけるよう求め、知事はバス会社などに働きかけることを約束し「やってもらいましょう」とのべました。
知事はこのほか、引き続き鳥獣被害対策の実施を約束。原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)では態度を明らかにしませんでした。介護保険料と国保税(料)引き下げのための市町村支援では「予算の問題でなく(国の)制度の問題だ」との認識を示しました。
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