産廃計画許可しないで
    御坊市民と松坂県議ら
     和歌山県に署名提出





2013125
 和歌山県御坊市塩屋町森岡に大阪府和泉市の産業廃棄物処理会社「大栄環境」が計画している産業廃棄物最終処分場問題で「森岡産廃の中止を求める塩屋の会」(塩谷真一、松村徳夫、橋本厚洋の3代表)と「産廃から御坊・日高の自然を守る会」(中本徹代表)は1月25日、署名956人分を県に提出し、同計画を許可しないよう申し入れました。
 計画は、約6万5,000平方メートルの管理型最終処分場を含む約25万7,000平方メートルという巨大なもので、計画地のわずか200メートルのところに幼稚園や小中学校のための給食センターがあります。申し入れで女性は「母親として給食センターのすぐ近くに産廃など信じられない。汚染されない前提で話を進めているが、もし汚染されたらどうするのか」と不安を訴えました。
県(右側)に申し入れる、御坊市民と松坂県議=1月25日、和歌山県庁 また、計画縦覧で明らかになったアスベスト搬入で住民らは「業者は危険なものは埋めないと言ったがアスベストは危険でないのか」と怒り、疑問や不安がいっぱいなのに10日に開いた説明会で住民説明会は終わりとする大栄環境に不信感をあらわにしました。住民らは「循環型社会というのなら住民の健康が一番重視されるべきだ。産廃計画は許可しないでほしい」と訴えました。
 日本共産党の松坂英樹県議、楠本文郎御坊市議が同席しました。

    県政情報・提案と見解

    和歌山県議団TOP


県に署名を提出する御坊市民(左側)=1月25日、和歌山県庁