木質パウダー
ボイラーを視察
党和歌山県議団と
御坊・日高議員団
2013年2月7日
日本共産党和歌山県議団と同御坊・日高議員団は2月7日、和歌山県日高川町で初めて農業用ハウスに活用された木質パウダーボイラーを視察しました。
木質パウダーは間伐材や林地残材を微細な粉に粉砕した燃料。和歌山県森林組合連合会御坊事業所でパウダー燃料製造をおこなっています。林家や住民が持ち込んだ林地残材などを製造所では1トン3,000円で引き取り、さらに日高川町は1トン3,000円の地域通貨券を補助して、持ち込みを支援しています。
木質パウダーは2010年から日高川町内の温泉施設のボイラーに活用されてきましたが、県農業大学での試作機試験を経て、今回農業ハウスで試験的にボイラーが設置されました。
議員団はカーネーションが栽培されているハウスで木質パウダーボイラーを見学。和歌山県産業技術政策課の職員は「重油ボイラーと同じ機能で、燃料費でも同程度なら、重油に代わる燃料として普及できる。高騰する重油に比べ価格も安定している。地域のエネルギー源であり、エコ農業という魅力にもなる」と説明しました。
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