「所得補償は必要」
 山下参議員、松坂県議ら
  和歌山県漁連と懇談





2013520
 日本共産党の山下よしきFacebook)書記局長代行・参院議員は5月20日、和歌山県漁業協同組合連合会を表敬訪問し、生駒事務局長らと懇談しました。松坂英樹Facebook)県議と原やすひさFacebook)党和歌山県副委員長が同席しました。
 山下氏は、県漁連加盟の有田箕島漁協組合からの聞き取りなどを元に、安倍政権がすすめるアベノミクスで燃油が高騰し、漁業者のなりわいを圧迫している実態を追及。「早急に対策を検討する」との政府答弁を引き出したと紹介しました。
 生駒氏は「心強い限りです。せめて今の制度が機能し、当座の資金をなんとかできる仕組みを検討してもらえたら」といいます。
 山下氏が「魚価はどうですか」と尋ねると、生駒氏は、魚価は低迷し、乱獲などで「魚自体がとれない」と説明。「漁業者同士が声を上げて“取らないで”とすればいいのは分かるが、生活費も稼がなければいけない。国の政策でやらざるを得ない面があり、ある程度の所得の補償を入れてもらわないと」と訴えました。山下氏は「所得補償は必要な対策ですね」と応じました。
 漁業者が半減、後継者問題も深刻だとの話に、山下氏は「漁業は国民の栄養や食料に直結しています。食文化の問題としても光を当て、力を入れていきたい」と話しました。

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県漁連事務局長らと懇談する((右から)山下、原、松坂の各氏=5月20日、和歌山市