台風18号の被害18億円 和歌山の農林水産
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 和歌山県は10月21日、台風18号による農林水産被害の最終報を発表しました。被害総額は18億800万円にのぼりました。
 農産物の被害は2億7100万円で、紀北地方を中心に柿で676ヘクタール、イチジクで20ヘクタールが枝折れや落果などし、水稲で146ヘクタールが冠水や倒伏、各農産物を合わせて887ヘクタールに被害が出ました。
 農地や農業用施設の被害は7億5500万円で、田畑の流失・埋没や、水路、道路、ため池などに被害があり、もっとも被害額が大きかったのは有田川町の1億4700万円でした。
 林業での被害は7億600万円で、林道の路肩決壊や治山での渓流荒廃、木材での丸太流失など合わせて167件の被害が出ました。
 水産の被害は7600万円で、串本町のマグロ養殖の「へい死」など9件の被害が出ました。

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