自民党県議、あきれた誘致 空港跡地にオスプレイ県上空、危険な訓練とは
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 年間300万人が訪れる全国でも有数の観光地、和歌山県白浜町に米軍新型輸送機オスプレイを誘致せよと自民党県議が12月県議会で求めたことに、県民から批判の声が高まっています。
 誘致を求めたのは自民党の大沢広太郎県議。ジェット化に伴い、1996年に移転した南紀白浜空港に隣接する旧空港の跡地利用について質問し、「在日米軍の最新鋭輸送機オスプレイを旧南紀白浜空港に誘致して訓練を展開してもらい、災害本番時にも対応できるように」と求めました。
 仁坂吉伸知事は「米軍と自衛隊の軍事訓練は、政府が米国との調整のうえ実施するもので、県が関わるものではない」と答弁したものの、県議会終了の翌20日、県議会に一言も報告しなかった来年10月実施の県主催災害訓練へのオスプレイ参加を発表しました。

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