和歌山知事
ブラック企業規制表明
2014年度予算
共産党県議団と意見交換
2014年1月15日 仁坂知事と懇談する日本共産党和歌山県議団=和歌山県庁
日本共産党和歌山県議団は1月15日、2014年度予算について仁坂吉伸知事と意見交換しました。→2014年度和歌山県予算要求重要10項目
知事はブラック企業の規制について、「その通りだ。県としても情報を集め、問題があれば注意をする」とのべ、学校教育を非正規の常勤講師でまかなっている定数内講師の問題では、「できるだけ定数化していくべきだ」としました。県立体育館や補助体育館の改修では床張り替えや空調を整備することを明らかにし、精神障害者のバス運賃割引を拡大するよう関係機関に働きかける問題では努力することを約束しました。
党県議団が、和歌山と淡路島を結ぶ不要不急の「紀淡連絡道路」より生活道路の整備を求めたのに対し知事は、「両方やればよい」とムダな大型公共事業として一度は凍結された同事業の推進を表明。原発問題では「再稼働反対というのなら電気代を出してくれるのか」と電力会社の立場を代弁し、消費税増税やTPP(環太平洋連携協定)参加では、自民党政治の立場を鮮明にしました。
県政情報・提案と見解 日本共産党和歌山県議団