陸上自衛隊、県内行進を予定  和歌山県防災訓練に合わせて
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 米軍オスプレイが参加する和歌山県防災訓練(10月18〜19日)に合わせ、陸上自衛隊が徒歩行進訓練を実施することが10月10日にわかりました。県防災訓練に参加する各自衛隊とは別の独自行動です。
 陸自第3師団(兵庫県伊丹市)によると、10月19日から21日にかけ和歌山県内で行進訓練をするのは、信太山駐屯地(大阪府和泉市)の第37普通科連隊で、岩出市90人、有田川町100人、由良町90人、田辺市90人、上富田町80人、太地町60人という規模です。37連隊による県内での行進訓練は2007年に始まり、当初は数年に1回程度だったのが近年は年数回実施されています。
 市街地に突然、小銃を手にした迷彩服姿の自衛隊員が現れ、住民が驚くこともしばしばです。ただ、今回の行進訓練については「災害派遣なので(小銃など)携行しない」(第3師団広報)としました。
 また県は10月7日、オスプレイの詳細な日程をあきらかにしました。10月19日、岩国基地を出発したオスプレイ2機が午前9時20分に南紀白浜空港に到着し、うち1機が午前10時2分、もう1機が午前10時37分に串本町の潮岬・望楼の芝に到着。午前10時35分と午前11時10分に両機が護衛艦「いせ」に着艦します。
 オスプレイ参加に対し「10・19抗議集会」が10月19日に実施されます。午前9時から白浜空港エアポートパークでオスプレイの離着陸を監視した後、平(へい)草原公園に移動し午前10時半から集会をひらきます。

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