共産党県議団が予算要望 和歌山県に214項目
特養待機者の解消、子どもの医療費無料化の拡充など
要望書を提出する共産党和歌山県議団(左側) 2014年12月24日
日本共産党和歌山県議団(雑賀光夫facebook団長、4人)は12月24日、和歌山県の来年度予算で214項目の要望書を県に提出しました。
介護や高齢者福祉、保健施策では、介護の基盤整備の充実や、特別養護老人ホームの待機者の解消、要支援者サービスの切り捨てはやめ、介護職員の処遇改善で県独自の助成制度を検討するよう提案。子どもの医療費無料化の拡充では、国に小学校就学前までを所得制限なしの無料化を求めることや、県独自の制度を拡充するよう求めました。
また、和歌山県の基幹産業である農林水産業の問題では、農業での耕作放棄地対策や、林業での素材生産を抜本的に増やすとともに木質バイオマスの本格的な利用拡大、漁業などで深刻な燃油高騰対策の拡充を要望しました。
教育問題では、県単独負担もふくめて教職員定数を改善し少人数学級を拡大することや、教員の長時間労働の解消、非正規教員である「定数内講師」はなくすよう要求しました。