浸水また、何とかして
    台風21号 雑賀県議らの被害調査に住民
     
                新宮市担当課から説明を受ける雑賀県議(左)ら
                                                     2017112
 日本共産党の雑賀光夫(blog Facebook)和歌山県議らは11月2日、台風21号で大きな被害を受けた新宮市の現地調査を杉原弘規市議とともに実施しました。同市は床上浸水593棟などで災害救助法、生活再建支援法の適用を受けています。
 新宮市災害対策課の担当者は、早目に避難指示を出したにもかかわらず一部道路が冠水した状況を「2日間で888ミリ、わずか5時間で300ミリ降りました。これまでのように熊野川を監視していればよい状況ではなくなっています。今後どう対応すればいいのか」と続く異常気象に苦悩の表情。
 市内の靴量販店では「店内も30センチほどつかりました。大阪から応援がきて営業できるようになりました」と話し、ガソリンスタンドでは「配管に被害があり、いまもハイオクが給油できません」とのべられました。
 市田川沿いの理髪店では「この短い通りにポンプが3台もあるのに92センチもつかった。理容用椅子が2台ともダメになった」という声。酒屋では「6年前の紀伊半島大水害のとき、100年に1度といっていたのに、そのときよりも浸水した」。佐野川沿いで住民は「橋の改修時に水路を曲げてから川が氾濫していないのに道路が冠水するようになった。どうにかしてほしい」と訴えました。
                   
2011年台風12号時の浸水水位(下)と、今年の台風21号の浸水水位(上)=市内ガソリンスタンド

 
  酒屋で被害状況を聞く、雑賀県議ら               理髪店で被害状況を聞く、雑賀県議ら

        
                   住民から冠水状況を聞く、雑賀県議ら

    日本共産党和歌山県議団TOP