和歌山県議会の海外視察報告書問題について
 和歌山県議会の議員が2016年度以降に行った海外視察計10回のうち、3回分の報告書がいずれも1ページしかなく、日程などを記しただけであったことが新聞やテレビで報道されました。和歌山県議会では報告書は一般公開されず、情報公開請求でしか内容は確認できません。
 現在、多くの都道府県議会や政令市議会では、数十ページ以上の報告書を作成しネット公開されており、和歌山県議会の情報公開性が遅れていることが浮き彫りになりました。
 日本共産党和歌山県議団は、政務活動費の使途や報告書、常任委員会・予算特別委員会・決算特別委員会の議事録と録画中継、議案・意見書案への賛否などをネット公開することを提案してきました。また、議員1人4年間で80万円まで使える海外視察の見直し、議員の費用弁償は交通手段・距離による実費弁償を基本とすることなどを求めています。
 議案・意見書案への賛否の公開など少しずつ進んできている部分もありますが、遅れている“和歌山県議会の透明性”を確保するため、今後も開かれた議会への改革に取り組んでいきます。
【日本共産党和歌山県議団】

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