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和歌山県知事選挙 畑中氏健闘

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 和歌山県知事選が11月25日投開票され、日本共産党推薦の「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」の畑中正好氏(66)=無新=は及びませんでした。

 同日夜、和歌山市の選挙事務所で会見した畑中氏は、現職の仁坂吉伸氏がすすめる和歌山市へのカジノ誘致を許すなと街頭で訴えると「主義は違うが、カジノはダメだ。あんたに入れる」など激励を受けたことを紹介。カジノ誘致ストップや県内病院ベッド2600床(全体の2割)の削減計画の中止をかかげ、県民の命と暮らしを守る県政への転換の訴えに多くの県民から共感が寄せられた選挙戦をふり返りました。

 選挙は4年前と同じ顔ぶれで実施され、畑中氏は前回より6900票増の6万1064票、得票率19.87%(前回は16.91%)を獲得しました。北山村をのぞく29市町で得票をのばし、得票率では30市町村で前進しました。仁坂氏は前回より1万9790票、得票率では2.96ポイント減らしました。

 当日有権者数は81万6227人、投票率は38・33%(前回39・65%)でした。