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小泉元総理 原発ゼロ講演会

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 和歌山県白浜町に原子力発電所の使用済核燃料中間貯蔵施設を立地しようする動きがあるなか、「原発ゼロ・核のゴミを考える会」と「核のゴミはいらん白浜の会」、「核のゴミはいらん日置川の会」は11月28日、小泉純一郎元総理を招き「原発ゼロ・核のゴミはいらん」講演会を白浜町で開きました。

 「白浜の会」共同代表の小野寺安信氏は開会あいさつで、「大切なことは和歌山県に核のゴミは絶対に受け入れないという意思表示をすることだ」と訴えました。

 小泉氏は「人は変わる」と総理時代に原発を推進してきた立場から福島原発事故で180度転換したことを報告し、スリーマイル島やチェルノブイリの原発事故後も日本では大丈夫と言い続けてきたことを批判。福島原発事故について「人災」、「根源的な原因は原発を監督・監視する立場の経産省が電力会社にとりこまれてしまったことだ」などの指摘を紹介し、原発ゼロを訴えました。また、中間貯蔵施設について「核のゴミは捨て場所がない」と告発し、原発から自然エネルギーへの転換を訴えました。