派遣切り国会質問
駅前で上映

 和歌山初
 「プロジェクター宣伝」  
   かえるネット和歌山

2008年12月12日
   12日におこなった、かえるネット和歌山のプロジェクター宣伝の様子を報告します。寒いなか、宣伝に参加してくれたみなさん、おつかれさまでした♪

   プロジェクター宣伝とは・・・今、全国のあちこちでやっている宣伝で、志位さんの青年雇用問題の国会質問などの映像をプロジェクターでスクリーンにうつしながら宣伝するというものです。

   初めての試みでしたが、和歌山駅前を歩く人たちが「何やってるんやろ?」という感じで映像を見ながら通っていきました。

   シール投票で対話もやりました。「大企業がつぎつぎと・・・派遣切り、雇い止めどう思う?」という質問をして、「許せない」「わからない」「仕方ない」のどれかにシールを貼ってもらいました。

   結果は、圧倒的に「許せない」が多く、「わからない」や「仕方ない」はほとんどありませんでした。「身近にリストラされた人、就職内定取り消された人、労働条件悪くなった人はいませんか?」ということも聞いてみました。すると・・・

   僕が最初に対話した男性(30代ぐらいかな?)は、派遣切りは「許せない」にシールを貼り、「松下の工場で、派遣で働いてたけどクビを切られた。その後、再就職するのがすごく大変だった。何とか就職できたけど、今は夜勤の仕事でしんどいです。」と話してくれました。

   この男性は、雨宮処凛さんのファンで本を読んでいるそうで、志位さんの国会質問などが入ったDVDを渡そうとすると、「インターネットで質問が見られるなら、ネットで見てみます」と言い、最後には、「選挙で共産党に入れますよ」と言ってくれました。最初の対話でそんな話が聞けると思っていなかったので、びっくりしました。

   他にも、「大学の先輩が内定を取り消された。ほんまにおかしいと思う。自分はこれから就職やけど、心配です」と話してDVDを持って帰った大学生がいたり、対話した多くの人が大企業のリストラや内定取り消しは許せない、と話していました。

   シール投票ボードの裏には赤旗の記事をはりつけて、大企業の内部留保が229兆円もあるとか、トヨタの株主配当を3円削るだけで90億円―3,000人の雇用が守れることを紹介し、大企業に雇用を守る体力は十分あるんですよ、という話もしました。また、この間の運動の結果、厚生労働省も非正規切りを防止する通達を出したという記事も紹介しました。

   シール投票でシールを貼ってくれたのは17人。DVDは4人の人に渡せました。

   やっぱり宣伝で対話してみると反応があるので、引き続き宣伝をやっていこうという話になりました。
                       (かえるネット和歌山・吉田まさや)


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志位質問に注目する市民ら=08年12月12日