党員増加 限界集落で何が
 毎日テレビニュース番組が特集
    「思い寄せる」姿追う
   
和歌山すさみ

2009年1月23日
   毎日テレビのローカルニュース番阻「VOICE」の「いま解き」のコーナーで23日、「共産党員増加のワケ」と題して、日本共産党員の増加について特集しました。
   『蟹工船』や派遣切りなどで注目を集めているんですが、理由はそれだけではないようです」とのナレーションで始まり、住民の6割近くが65歳以上の、「限界集落」といわれる和歌山県すさみ町佐本地区で、党員がこの2年間で2人から12人に増えたことを紹介。新年集会で、党旗開きでの志位和夫委員長あいさつのビデオを視聴する新入党員の姿を写しました。
   なぜ入党したのかを新入党員に問いかけると、「ここの道路がへこんでいて年寄りがこけるとか言うと、もう、すぐ直してくれる」など返答している様子を紹介しました。
   お年寄りの話に熱心に耳を傾ける2人の共産党町議の姿を追い、竹本なおみ町議が「過疎化による『限界集落』で、『ほっておかれる』『置いてけぼりになる』という不安があり、共産党に思いを寄せてくれるんだと思うんです」と語りました。
   さらに全国で党員が、2007年9月から08年12月にかけて1万4,000人増えていることをグラフで表示。
   「突然起こった共産党ブーム。それは若者か高齢者か、都会か地方かを問わず、この国で置き去りにされている人々の悲鳴なのかもしれません」とナレーターは語りました。
   同地区を含む衆院和歌山3区では共産党は候補者を立てていません。小選挙区候補の擁立について、こくた恵二国対委員長は、「共産党の自分のところの力をわきまえて、比例で集中的に選挙戦をたたかっていく」と答えました。
   最後にアナウンサーが、「今の政治、そして政権に期待できないという人の受け皿になっているのかもしれません」と締めくくりました。


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1月23日放送 MBSテレビ「VOICE/いま解き」で語る、竹本なおみ すさみ町議