1日で11人入党
   支部のない地域に2ケタの党
      和歌山県南地区
                                               2009年1月24日

   和歌山県南地区は、新宮市に合併された党支部のない旧熊野川町地域で10人の党員を迎え入れ、これまでいた2人の党員を合わせて、2ケタの支部をつくる見通しができました。旧大塔村(田辺市)でも1人の党員を迎えました。
   この間、テレビ局が地区に「共産党は農村地域でも影響を広げている。党支部を取材したい」と申し入れて、すさみ町や白浜町の党支部を取材しました。地区常任委員会は「最近のマスコミの取り上げ方はこれまでとは違う。日本共産党に対して世間が変化してきているが、実際にどうなのかをつかみたい。支部のない所で一気に支部を立ち上げることが、周りに与えるインパクトも大きい」と議論して、今回の行動を計画しました。
   原矢寸久地区委員長と杉原弘規市議が読者や支持者宅を訪問し、「熊野川にも党の支部を旗揚げしたいから仲間になってほしい」「ここの地域に仲間を増やして支部をつくって、市政や国政の話をしましょう。みなさんの要望や意見も聞かせてほしい」と正面から呼びかけました。
   どのお宅でも「よう来たな」「50年ほど前から党を応援している」と歓迎してくれました。これまでは、訪問すると「応援はするけれども党員まではなあ…」という反応が多くありましたが、今回はそういうやりとりはほとんどなく、入党を断られた家はありませんでした。高齢者は日ごろ家でテレビを見ていることが多く、党がマスメディアで話題になっていることをよく知っていて、ケーブルテレビで党議員の市議会での質疑を見ている人もいました。
   「給付金には腹が立つ。施しみたいに、人気どりのためにばらまいて、後でどっさりと消費税で取っていくやり方は許せない」などの思いが語られ、「サル被害など鳥獣害対策に市から補助金が出るが、それにかかわって要望がある」など、党への期待を語りながら入党申込書を記入しました。
   原地区委員長は、「いま働きかければ、日本列島の隅々で大きな変動が地響きを立てて起こる可能性があると実感した。今月の党員拡大目標の20人を一気に進めたい」と語っています。

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