学校給食の食肉偽装

党田辺市議団が緊急報告
                                               2009年2月21日
   日本共産党田辺市議団は21日、学校給食に偽装食肉が使用されていた問題で緊急に報告集会を開催しました。市民など50人が参加しました。
   偽装は同市の城山台学校給食センター(5,700食を調理)に県内産として納入された食肉が、産地や部位について現格外の肉であったことが、同市議団の調査で判明したもの。市民からは「子どもが何の肉を食べさせられていたか心配」など、多数の意見が寄せられています。
   集会では、真砂みよ子久保浩二川崎五一の3市議が報告。給食センターの年間の給食費が3億円に近い巨大産業であるがゆえ、不正の温床になりやすいこと、市側のチェック体制がずさんであったことなどが語られました。とくに、偽装が指摘されてから、市当局が市議団の調査に非協力的で事実を覆い隠そうとするような態度であったことが明らかになりました。
   市教委はすでに保護者あてに、問題の肉は「すべて国内産で安全」などと報告していますが、外国産が入っている可能性があることもわかりました。参加した食肉業者からは専門的な立場の意見が出されたほか、「業者の間では、偽装のことは前からわかっていた。よく解明してくれた」と感謝が述べられました。


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