雇用守り不況を打開
  和歌山市演説会で
こくた国対委員長が訴え


2009年4月26日

   日本共産党の、こくた恵二国対委員長・衆院議員(衆院近畿比例予定候補)は26日夜、和歌山市内での党演説会で深刻な不況を打開する経済対策を示し、日本共産党の前進を訴えました。「派遣切りされ、自殺まで考えた」という労働者をはじめ、多数の市民が参加しました。
   こくた氏は、巨大開発を温存する政府の補正予算を「従来型のバラマキ対策」と批判。大企業の雇用破壊をストップさせる労働者派遣法の抜本的改正や、中小企業への支援強化、社会保障の充実、消費税増税をやめ食料品を非課税に―など5点の具体策を縦横に訴えました。
   和歌山県南部は、西松建設の違法献金事件の渦中にいる二階俊博経済産業相の地元。こくた氏は「西松やダミー団体の責任者を国会に呼んで集中審議すべきだ」と訴え、公共事業を受注して「国民の税金を食い物にする」構図を批判しました。
   くにしげ秀明衆院近畿比例・和歌山1区予定候補は「国民の力で社会保障を充実させる政治をつくっていきたい」と訴えました。
   同市内の男性(50歳)は、製造工場で働く弟が「いつクビ切られてもおかしくない」と不安を強めているため「雇用を守ってほしい」と話します。71歳の男性は「福祉など、このままではいかん」と期待を込めました。


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声援にこたえる(右から)こくた、くにしげ両氏=4月26日、和歌山市