ヒブワクチン普及要求 和歌山市議会で南畑議員
                                                           2009年12月2日
   和歌山市議会本会議一般質問で日本共産党の南畑幸代市議は2日、医療問題で市の姿勢をただしました。
   南畑市議は、後期高齢者医療制度廃止を先送りする新政権を批判し、保険料改定や保険証を取り上げる資格証明書発行について追及しました。
   これにたいして大橋建一市長は「(保険料改定は)広域連合ができる限り保険料の上昇を抑制するよう取り組んでいるものと考えられる。(保険証取り上げは)現在、短期証交付者数は237人で、納付相談に応じられた方や保険料軽減者が大多数であることから、資格証明書の交付には至らないと考えている」と答弁しました。
   南畑市議はまた、年間約600人の子どもが発症し、5%が亡くなるインフルエンザb型菌などによる細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンについて「ワクチンが普及していない先進国は日本だけ」と普及を要求。大橋市長は「国の検討状況を注視し、必要に応じて働きかける」としました。


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