無料職業紹介を検討
和歌山市長が渡辺市議に答弁
                                                           201033
   和歌山市議会本会一般質問で日本共産党の渡辺忠広市議は3日、市による無料職業紹介の実施を求め、大橋建一市長は検討を約束しました。
   渡辺市議は深刻な雇用実態を示し、市独自の雇用対策として、2004年3月の職業安定法改定で地方公共団体が無料職業紹介事業をできるようになったことを指摘し、同事業を市として実施することを提案しました。
   大橋市長は「市の相談窓口でパソコンを使ってハローワーク和歌山求人情報を検索できるようになれば、訪れた方の利便が図れる。無料職業紹介事業ができるようハローワークと協議し、何ができるか検討したい」と答弁。渡辺市議は「事業が展開されれば大津市に続いて中核市では2番目。ぜひ実現を」と要請しました。また、農業支援策は緊急の課題と、水稲の「箱苗」「種籾(もみ)」の購買費支援を求め、大橋市長は、わかやま農協の新しい育苗施設の建設費支援でコストを引き下げ、農家負担を軽減したいと答弁しました。


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渡辺忠広 和歌山市会議員