医師・看護師、
  介護職員増を
     和歌山でパレード



2010515
   「和歌山スリーウェーブ実行委員会」と県医労連、県民医連は看護週間の15日、医師、看護師、介護職員の増員を求め、「スリーウェーブ・パレード」を和歌山市で実施しました。150人が参加しました。
   出発前の集会で医師の古田光明さんは、「産科、小児科だけが足りないのじゃない。いま外科崩壊が始まっている。がんで手術が必要なのに半年後という事態が目の前に来ている」と警鐘を鳴らし、看護師の餅越泰子さんも「常時50人以上の入院患者をかかえ走り回っている」と医療現場の危機を訴えました。介護職員の森和也さんは「給料がほかに比べてかなり安い。私はもうすぐ子どもが生まれますが不安です。安心して働き続けられるようにしたい」と決意を語りました。日本共産党から看護師出身の奥村規子県議が来賓あいさつしました。
   参加者らは白衣姿などで「安全・安心の医療・介護ができる政治にかえちゃろか(変えよう)」など訴え市内を行進し、市民の注目を集めました。


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医師、看護師、介護職員の増員を訴え行進する参加者=5月15日、和歌山市